助成財団センターの「東日本大震災 災害支援基金」
 第2回の配分を実施しました



当センターでは、東日本大震災による広域かつ未曾有の災害に対する支援の一環として、4月の臨時理事会の決議を経て、主として助成財団の有志の皆さまを対象に「東日本大震災 災害支援基金」の募集を行いました。
9月30日までの災害支援基金は、助成財団27件、任意団体1件、個人7件の計35件、総額795万円となりました。
このうち、第1回の配分額の550万円を引いた245万円を震災支援基金運営委員会において慎重に審査を行った結果、配分先として下記の6団体を選考し、対象団体を実際に訪問して活動内容と実態を確認した上で、11月の臨時理事会の承認を得て配分いたしました。 その第2回の配分先は下記のとおりです。


(1)NPO法人アフタースクールぱるけ 【宮城県仙台市】http://homepage2.nifty.com/paruke/
「障害児の生活サポートのための理解促進事業」  60万円
大規模災害時は、社会全体が混乱し、公助が介入するには何日もかかるような事態の時は、障害者等に対する近隣の方のサポートが不可欠であることが再認識された。そこで、日頃から自分の家の近隣にいる障害児と障害児家庭へ思いを寄せ、いざというときに避難所等でサポーターとして役割を担える人材を養成する。
その際、今回の実態を理解するために、実態調査の結果を冊子にし、理解を進める一助とする。
−報告書「震災時、障害児が出合った困難」の冊子500冊を発行し、講座受講者及び関係機関、障害児の保護者に配布する。
−障害児サポートボランティア養成講座の開催、等

(2)NPO法人冒険あそび場−せんだい・みやぎネットワーク 【宮城県仙台市】http://www.bouken-asobiba-net.com
「被災地における子ども環境の整備と心のケア」  60万円
冒険あそび場-せんだい・みやぎネットワークが活動の拠点にしている仙台市若林区の「海岸公園冒険広場」は、津波被害をまともに受け休園してしまった。そのため2011年度は、海岸公園冒険広場周辺の沿岸部の被災者の多くが避難生活を送る六郷地区・七郷地区を中心に、臨時遊び場を4か所開設して活動を再開した。
しかし現時点では、4か所を移動しながら、それぞれ週1日ずつの活動となっており、子ども達とかかわりをより深め効果をあげていくためには、活動頻度を増やし日々の生活の中にある遊び場にしていく必要がある。
本事業では、プレーカーによる活動日数を増やしながら子どもが育つ環境整備を進め、内容の拡充を図っていくものである。

(3)国際交流協会ともだちin名取 【宮城県名取市】http://blog.canpan.info/tomo_in_natori/
「地球市民震災支援事業」  30万円
(1)10月22・23日に実施したみやぎのふるさとふれあい事業で名取にホームステイする県内のALT((Assistant-Language-Teacher−外国語指導助手)などを通じて、今後その地域の外国人の支援ネットワークを作り、今回加わった県内に住む16名の仲間の外国人も今後継続して支援をしていく。
(2)既に行っている地球市民日本語講座運営を充実する。
(3)出産間もない外国人妻の訪問での支援(長津以下5名が活動)
(4)老人介護をする外国人妻の訪問での支援(若山以下5名が活動)
(5)外国人妻の戸別訪問(飯澤以下5名が活動)★今回の震災で未亡人となった方もいる
(6)相談窓口の電話対応
(7)こどもの学習支援、等

(4)ハーティネットワーク 【岩手県盛岡市】http://blog.canpan.info/heartynetwork/
「みんながガキ大将プロジェクト」  50万円
避難所生活から仮設住宅等への入居など、一見、生活が安定し、平時に戻りつつあると見えるが、変化した生活環境下において、これまでの津波等に対する恐怖感とは違った感情を持ち始めた子どもや保護者等と交流する機会が増えた。時間経過とともに、行政の支援の枠組みや社協等の役割は明確になってきているが、これまで県外NPO団体等が担っていた「普段着」の支援が少なくなっていくと思われる中、これまでの青少年関連の活動の中で培った「子どもたちのココロとカラダ」に沁みる遊びのノウハウと沿岸地域の活動メンバーを核とした青少年育成関係団体とのつながりの中で、震災後数ヶ月が経過して、岩手県内沿岸部で生活する子どもや保護者の方々の間に、心理的な抑圧が外に表現できないケースが見られるようになり、その心のケアが必要なことから遊びを中心に心理的な抑圧から思い切り解放させるための活動を行う。

(5)希望の花いわて3.11プロジェクト 【岩手県岩手郡滝沢村】http://www.kibounohana311.org/
「陸前高田メモリアルロード復興プロジェクト」  20万円
津波で被害を受けた国道沿いの花壇の比較的被害が少ない花壇に土壌改良と新たに土を入れ、花壇を再生し、秋植えの球根と春に咲くビオラを植える。花壇のデザインについてはオランダよりガーデンデザイナーのジャクリーン・ファン・デル・クルートさんが支援で来ていただくことになっている。また、全国の個人・団体から球根を募集し、市民と全国の皆さんとの「絆の花壇」を作り心と心をつなぎます。

(6)NPO法人ザ・ピープル 【福島県いわき市】http://www.iwaki-j.com/people/
「いわき市小名浜地区被災者支援コミュニティスペース整備事業」  25万円
バラバラに入居している為にこれまで支援の手がなかなか届きにくかった小名浜地区の民間借上げアパート等に居住する被災者を対象に、いつでも気兼ねなく集える場、情報を入手しやすい場、相談の出来る場の提供を目的とする「小名浜地区コミュニティスペース」の開設を計画している。 
そのスペースの中に子供を連れたお母さんたちが立ち寄り易いと感じてもらえるような環境整備を本事業で行ない、新たなコミュニティの形成に寄与することを目的とする。



 ご寄付を賜りました皆さまには改めて感謝申し上げますと共に、ご寄付をいただいた皆さまのお名前は各配分先の団体にお知らせしてあります。

震災支援基金運営委員会」の委員
−安藤 雄太(東京ボランティア・市民活動センター アドバイザー)
−野崎 佳子(セブン・イレブン記念財団 公募助成責任者)
−山岡 義典(法政大学現代福祉学部・同大学院人間社会研究科 教授)
−田中  皓 (助成財団センター 専務理事)


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