JFC e-mail newsletter

No.11 がんばれニッポン!

JFC e-mail newsletter NO.11
◇――――――――――――――――――◇
 がんばれニッポン!
◇――――――――――――――――――◇
(2021/05/13(公財)助成財団センター発行)

新型コロナ感染症の新規陽性者数が、皆さまの頑張りも虚しく、多くの地域で再び増加し、緊急事態宣言の延長やまん延防止法の発令が続いています。皆さまくれぐれもお気を付けてお元気でお過ごしください。
ゴールデンウィークのこどもの日、西日本新聞のインターネット記事『「マスクなしで笑いたい」こどもの日・10代メッセージ』に目を引かれました。LINEでつながる全国の10代の通信員に、今一番やりたいこと、大人や世の中に訴えたいことについてアンケートを実施したものです。
記事は短いものでしたが、最初に、「高1男子(15)が今学校で一番したいことは、マスクを外して友人と談笑すること。」とありました。私たちの子どもの頃には考えもつかなかった、ほんの些細な子どもたちの当たり前の日常がなくなってしまっていることを改めて気づかされます。
子どもたちのメッセージは、辛いというものから、人を思いやるものまで、どれも胸をつかれました。
その中で注目したのは、「小学6年生から大人へ、路上で飲食する大人たちの報道を目にするたび、「今、我慢すれば、その後たくさん飲み会ができるようになるのに。やめてほしい」と思う。」のメッセージです。
子どもたちは、人生の思い出となる、一度きりの入学式、修学旅行、運動会、卒業式などさえ思うように開催できず、我慢を強いられ、無邪気ではいられない毎日を、マスクの中で歯を食いしばって頑張っているのだと思うと、大人としての大きな責任を感じます。
私たち大人は、子どもたちを心からちゃんと応援することが出来ているのかを改めて考えさせられる機会になりました。
新型コロナ感染症による、思いもよらない長い自粛の中で、生活の困窮や、体調の不良など、あまりにも多くの大きな痛みを日本中が感じています。
「がんばろう神戸」「がんばろう東北」と、災害があるたびに私たちは心を一つに頑張ってきました。
オリンピックの開催はどうなるのかわかりませんが、今こそ「がんばれニッポン!」と新型コロナ感染症の収束のために、私たちは心が一つになることが出来ればと切に願っています。(事務局)

INDEX・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.助成財団のこころ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.お知らせ
・「助成財団センター主催セミナー(Zoom開催)」について
・ 職員募集(契約職員)のお知らせ
・「2021年度 大学生・大学院生の公益事業体験アルバイト」 募集のお知らせ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■=======================■
1.助成財団のこころ
■=======================■
<前書き>
今回のコロナ禍や10年前の東日本大震災のように、人の力だけではどうにもならない想定外の緊急事態は、不可抗力的災害として、残念ながら、これからも直面することだと予想されます。
そのような、困難な局面や財団の運営に迷った時には、今一度、助成財団としての設立の原点・思いに戻り、現在置かれている状況を見直して、志(こころざし)、そしてこころをリセットすることが大切であると考えています。
とりわけ、ここしばらくの間に、「インパクト評価」のような形で、助成の結果を計量化して注視する傾向が著しくなってきました。これは、社会の喫緊の課題解決のためには当然の流れです。が、結果にだけ意識を集めると、反面、助成と助成財団の出発点である志とこころ-計量化にはなじみません-には意識が向かなくなる怖れがあります。
在宅勤務が続き、今の自分の立ち位置が見えづらくなる今日この頃、改めて設立趣意書を読み、法人のミッションを心に刻み直すことはとても新鮮です。また、そのミッションが今に活かされているかを常に振り返ることも重要で欠かせません。
皆様、そのような思いを描きつつ「助成財団のこころ」を是非ご一読くださるようお願いします。

<WEBサイトの案内文>
「助成財団のこころ」とは
当センターでは、毎年12月に実施される寄付月間の認定企画として、「助成団体のこころ」と題し、当センター会員の助成団体さまを紹介するページを作成しました。http://www.jfc.or.jp/kokoro/
寄付月間の趣旨に鑑み、WEBサイト上で一般寄付の受け入れを掲載されておられる財団の皆さまを中心に、設立の経緯(歴史やエピソード)、助成に対する想いをつづっていただき、そのご紹介をいたします。助成団体の設立にあたっては、思っている以上に “多くの人や団体のこころ” が深くかかわっているということ、また、助成財団が助成を続けるうえで、寄付はとても重要な助成金の原資の一つであるということを、より多くの方に知っていただくことができればと思っています。
コロナ禍の影響により、出捐株の配当や企業からの寄付金の減少が想定されることから、寄付はますます重要な原資になっています。そうしたことから、受取寄付金で事業を展開される財団の皆さまだけでなく、助成事業継続の観点から、これから寄付の募集に目を向けたいとお考えの財団の皆さまにも、助成財団のアウトリーチ活動としてご協力いただいております。

<2020年12月の「寄付月間」>
2020年12月の「寄付月間」において寄付月間認定企画として2年連続で実施いたしました「助成財団のこころhttp://www.jfc.or.jp/kokoro/」では、新たに10団体のセンター会員の皆さま様にご寄稿いただきました。改めてご紹介させていただきますので、是非、WEBサイトをご覧ください。

 (五十音順)
【公益財団法人 味の素奨学会】
設立以来64年、「将来社会に貢献し得る科学者を育成し、学術研究の発展に寄与せんとするものである」と、支援した奨学生は1,500人を超え、卒業生は様々な分野で活躍しています。
https://tinyurl.com/yytb6gy4

【公益財団法人 大川情報通信基金】
情報通信分野で人材育成などの国際的支援をし、人々の幸福や平和に貢献。
その目標に向け邁進する大川財団は今年設立35周年です。
https://tinyurl.com/y6clswwy

【公益財団法人 樫山奨学財団】
オンワード樫山を一部上場会社にした、財団創設者樫山純三さまのこころは
努力とチャレンジ精神での前進(onward)です。
https://tinyurl.com/yfd3yay9

【公益財団法人 かなえ医薬振興財団】
昨年10月に財団設立50周年を迎えました。
生命科学分野の研究を半世紀にわたって支援し続けています。
https://bit.ly/31JxVU9

【公益財団法人 キリン福祉財団】
企業活動に伴う社会的責任として広く社会福祉の支援を・・・。
そして今も日々「こころ」と向き合いながらの活動です。
https://bit.ly/3cxQ0KJ

【公益財団法人 日本板硝子材料工学助成会】
昭和 54 年(1979 年)から日本の未来を切り拓く材料研究の活動を支援とし、
日本の強みである無機材料分野の研究者の方々が世界の舞台で引き続き活躍できるよう、現在も支援を継続しています。
https://bit.ly/3cxqy8o

【公益財団法人 庭野平和財団】
「真の平和が世界に訪れるときまで活動を貫いていくためには、揺るぎない母体をつくり、そのための財政的基盤をここで築く必要があります。」
基本理念の”宗教的精神“と”平和“をキーワードに多岐にわたる事業を展開しています。
https://bit.ly/3czyje3

【公益財団法人 牧誠財団】
1/1に「メルコ学術振興財団」より、設立者の牧誠氏の想いの継承と飛躍をと、「公益財団法人 牧誠財団」に名称変更いたしました。
日本的経営という「心」に支援を!
https://bit.ly/3fs8Ox8

【公益財団法人 ヤマト福祉財団】
ヤマト運輸とともに歩む財団の活動は、多くの障がいのある方々の支えとなってきました。
「自立して生活できることで幸せを感じられる」を大切に。
https://bit.ly/3rz2Z3j

【公益財団法人 吉田育英会】
YKK の創業社長 吉田忠雄の「他人の利益を図らずして自らの繁栄はない」という YKK 精神『善の巡環』。その精神を引き継ぎながら、奨学事業に取り組んでいます。
https://bit.ly/2PhLyXT

すでに掲載いただいている8団体は下記のとおりです。
http://www.jfc.or.jp/kokoro/
公益財団法人 伊藤忠記念財団
公益財団法人 川野小児医学奨学財団
公益財団法人 中山隼雄科学技術文化財団
公益財団法人 ニッポンハム食の未来財団
公益財団法人 野田産業科学研究所
公益財団法人 原田積善会
公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団
公益財団法人 三越厚生事業団

■=======================■
2.センターからのお知らせ
◎「助成財団センター主催セミナー(Zoom開催)」について
◎ 職員募集(契約職員)のお知らせ
◎「2021年度 大学生・大学院生の公益事業体験アルバイト」 募集のお知らせ
■=======================■
◎助成財団センター主催セミナー(Zoom開催)について
・新型コロナウィルス感染症対策のため、皆様の安全確保を最優先に考え、すべてZoomでの開催としています。在宅での受講も可能です。

**「新任職員・スタッフ研修会」
助成財団センターでは毎年度、新しく助成財団に勤務された方や新たに助成実務に携わることになった皆さまを対象に、助成財団の業務に関する基礎的な導入研修を実施しています。
昨年度はコロナの影響で実施することが出来ませんでした。2年ぶりの開催となりますので、新任の方のみならずご興味のある方も、是非ともご参加ください。
開催日時:6月4日(金)14:00 ~ 17:00
<研修会内容予定>
助成財団や助成事業のレクチャーと共に、ゲスト財団より、実際の現場のお話が聞ける研修会となります。
【ゲスト財団 講師】
トヨタ財団 総務課長 成田 真澄さん
SOMPO福祉財団 専務理事 松林 宏さん
詳細は下記よりご確認ください。
http://www.jfc.or.jp/wp-content/uploads/2013/04/20210604kenshu.pdf

◎ 職員募集(契約職員)のお知らせ
助成財団センターでは、助成財団と共に民間助成活動を支えてその振興に努めるとともに、助成財団界全体の発展のために創意工夫をし、実行力と責任感を持って仕事を行っていただける仲間を募集します。
詳細は下記をよりご確認ください。
http://www.jfc.or.jp/profile/recruitment/

◎「2021年度 大学生・大学院生の公益事業体験アルバイト」 募集のお知らせ
公益財団法人 助成財団センターは、大学生・大学院生の方が、10~12ヶ月間、当センターの公益事業に携わる、『2021年度大学生・大学院生の公益事業体験アルバイト』を募集します。
対象となる大学生・大学院生の皆さまにご案内いただけますと幸いです。
(詳細)
http://www.jfc.or.jp/wp-content/uploads/2021/JFC_Arbeit_2021.pdf
(お問合せ先)
助成財団センター 花崎/両角
TEL:03-3350-1857 MAIL:office@jfc.or.jp

◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆
★ ご寄付のお願い http://www.jfc.or.jp/profile/donation/
助成財団センターでは当センターの事業活動にご理解とご賛同をいただき、是非ご寄付をお寄せくださいますよう心よりお願い申し上げます。

★ 会員募集中 http://www.jfc.or.jp/profile/collection/
当センターの中間支援組織としての果たすべき役割、責任は極めて大きいものと自覚しておりますが、皆さまのご参加とご協力があってこそのものです。
多くの皆さまに会員として当センターを支えていただきたく心よりお願い申し上げます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
JFC e-mail newsletter NO.11
編集・発行 公益財団法人 助成財団センター
発信日 2021年5月13日
編集・発行人 田中 皓

公益財団法人 助成財団センター
〒160-0022 新宿区新宿1-26-9 ビリーヴ新宿4F
TEL:03-3350-1857 FAX:03-3350-1858
URL:http://www.jfc.or.jp
Twitter:https://twitter.com/GIC7E8xM9r1islT

●JFC e-mail newsletter(無料)配信希望・配信中止は、
jfcnews@jfc.or.jpまでお知らせください。
●ご意見・ご感想は、jfcnews@jfc.or.jp までお寄せください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━