現代演劇・舞踊対象 公募プログラム① ー 芸術家への直接支援 ー
2024/08/05
公益財団法人セゾン文化財団は、堤清二氏(1927-2013)の私財によって設立された助成型財団です。1987年より日本の現代演劇・舞踊の振興、およびその国際交流の促進に寄与するため、助成活動を行っています。当財団は、以下の基本方針をもって支援活動を展開しています。
■創造活動への支援
─ 個々の公演ではなく、創造のプロセスを総合的にサポートしています
─ 新しい表現の探求と、活動のステップアップに支援の重点を置いています
■長期的視点に立った継続的な支援
─ 単発ではない、複数年にわたる助成を原則としています
─ 助成先との緊密なパートナーシップにもとづいた支援活動を志向しています
■資金のみではない複合的な支援
─ 作品創造や学び合いのための「場」や「情報・ノウハウ」を提供しています
─ 新しい出会いや対話、ネットワークのための「機会」を提供しています
1. 現代演劇・舞踊助成 ― セゾン・フェロー(I/II)
現代演劇・舞踊界での活躍が期待される劇作家、演出家、または振付家の創造活動を支援対象とした助成プログラムです。
助成対象
セゾン・フェロー I
独自で斬新な発想、実験精神が認められる作品創作、活動を継続しており、次代を担うことが期待される芸術家。
- 日本に活動拠点を置く
- 2025年3月31日時点で40歳以下
- 過去に3作品以上の劇作、演出、振付を担っている
セゾン・フェロー II
独自で斬新な発想に基づいた活動に対する一定の評価を得ており、国際的な活躍と社会的影響力を持つことが期待される芸術家。
- 日本に活動拠点を置く
- 2025年3月31日時点で原則45歳以下
- 過去に3作品以上の劇作、演出、振付を担っている
- 下記、一つ以上の要件を満たすこと当財団の助成歴がある(フライト・グラントを除く)/受賞歴がある/国内外の著名なフェスティバル(メイン部門)・劇場から招聘歴がある
助成内容
・セゾン・フェローが直接かかわる舞台芸術の活動に対して助成金を交付する。
・希望者には公開稽古、ワークショップ開催などの場として森下スタジオ(スタジオ、ゲストルーム)を優先貸与。
※ 使用要件についてはこちらを参照のこと
・活動に関する情報提供。
セゾン・フェロー I :100万円/年 2年間継続
セゾン・フェロー II:250万円〜300万円/年 3年間継続
I の助成歴なく II に採択された場合
セゾン・フェロー II:100万円〜300万円/年 4年間継続
※ I・II の継続の可否は毎年見直す。年度毎に申請が必要。
申請書交付申し込み期間
2024 年 8 月 1 日 〜 9 月 19 日
オンライン説明会:
セゾン・フェロー I :2024 年 8 月 6 日、8 月 15 日
セゾン・フェロー II:2024 年 8 月 6 日
面談期間:
2024 年 8 月 5 日 〜 8 月 30 日
申請書および資料提出締切:
2024 年 9 月 26 日
※オンライン説明会の日時やお申し込み方法はこちらのページをご参照ください。
※面談ではこれまでの活動や申請内容のお話を伺い、また相談も受けます。申請書類が完成する前にご予定ください。(申請書交付申し込み先着順に受付)
2. 現代演劇・舞踊助成 ― サバティカル(休暇・充電)
劇作家、演出家または振付家がサバティカル(休暇・充電)期間を設け海外の文化や様々な芸術に触れてもらうことを目的とした助成プログラムです。
対象者
- 日本を拠点に劇作、演出、振付などの芸術家として10年以上の実績を有し、1ヶ月以上の海外渡航を希望する個人
- 2025年4月〜2026年3月の間に、サバティカル期間を設け、これまでの活動を振り返り、今後の展開のヒントを得たいと考えている芸術家
※ なお既に実施することが決定しているプロジェクトのための渡航(公演開催地の下見や打ち合わせ)は対象外
助成内容
100万円を上限に、渡航・滞在費用の一部に対して助成金を交付する。
申請書交付申し込み期間
2024 年 8 月 1 日 〜 9 月 19 日
面談期間:
2024 年 9 月 2 日 〜 9 月 27 日
申請書および資料提出締切
2024 年 10 月 3 日
詳細参照
https://www.saison.or.jp/application#p01
お問い合わせ
▶︎ 京橋事務所
〒104-0031 東京都中央区京橋3-12-7 京橋山本ビル4階
公益財団法人セゾン文化財団
「問い合わせ 【希望プログラム名】」
▶︎ TEL:03 (3535) 5566 FAX:03 (3535) 5565
[受付時間:月~金/午前10時~午後5時]