助成金・奨学金・助成団体を検索したい

助成財団センターが運営いたします「助成団体ポータルサイト“助成・奨学情報 navi”」では民間の助成団体の助成金の検索が可能です。
助成金・助成団体の検索は、当センターが毎年実施するデータベース調査への回答により、情報を更新いただいている約2,000団体の中で公開を承諾いただいた団体の基本情報と、公募や限定公募を実施している団体の助成プログラム情報が対象となっています。
助成金・助成団体のデータベースの内容は、原則として毎年1回更新をお願いしていますが、それ以外に変更・追加等の更新は、随時各団体がアップデートできますので、いつでも直近の更新情報を検索できます。

検索対象となる助成団体について

“助成・奨学情報 navi”で検索対象となる団体は、助成事業を行っている民間非営利セクターの公益法人・一般法人・特定非営利活動法人等とともに、公益的な活動を行う企業他も含めています。

助成金を交付する助成活動を行う団体が財団法人でなければならないということではありません。
例えば、特定非営利活動法人には財団法人の制度はありませんが、助成活動を行う団体は含めています。但し個人は含めていません。

助成団体の定義について

“助成・奨学情報 navi”においては、事業内容を重視し、公益を目的とする(1)~(4) の4事業形態のいずれかを助成事業と揚げている団体を助成団体と定義しています。
(1)個人や団体が行う研究に対する資金の提供事業
(2)個人や団体が行う事業に対する資金の提供事業
(3)学生・留学生等に対する奨学金の支給事業
(4)個人や団体の優れた業績の表彰と賞金等の贈呈事業

助成金について

“助成・奨学情報 navi”における助成金の検索には、助成団体の助成プログラムのうち、一般公募および限定公募をしている助成プログラムの情報が対象となります。
助成団体のうち、例えば、ある助成財団が、財団の設立目的を「健全な子どもの育成のため」と決め、「助成金を提供する事業を行う」ことにしますと、次に具体的な助成事業の中身を決めます。例えば「健全な子どもの育成のため」の「研究」に助成するのか、「活動」に助成するのか、両方なのかなどを決定し、併せて、募集対象や募集時期、助成金額などを決めることになります。これらを財団の「助成プログラム」と称しています。
以上のように、助成財団は、明確な設立の目的が決まっていて、その設立目的を達成するための事業を決定し、それを助成プログラムに組み立てて募集活動(公募)を行います。その結果、助成財団ごとに異なる多数のプログラムが作られることになります。
公益を目的とする助成事業を行う団体は、同じように助成プログラム組み立てて、助成活動を実施しています。
助成金を検索する際には、上記内容を理解することで、助成を希望する活動や事業を対象とする助成プログラム(申請する「事業の内容」と助成財団の「目的」が一致)を見つけ出すことが可能になります。

検索結果は都合により変更となることもありますので、ご了承のほどお願いいたします。
また、本データを参考にして各財団に問い合わせる際には、問い合わせの内容がそのプログラムの趣旨に該当するかどうかを、あらかじめ十分に検討・確認の上、連絡してください。

※ 補足説明
<財団法人>
財団法人とは、一定の目的のもとに拠出された「財産」に法人格が与えられたものを言います。
一般財団法人は、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」に基づいて設立された、公益を目的として管理運営されている組織であり、そのうち公益認定の申請をし、認定を受けることができた団体が公益財団法人となります。
また、助成財団は、設立される段階で、出捐者(基金を拠出した個人や法人)により、その基金を何のために使うか(出捐者の意思)が決められます。