助成関連ニュース

「第112回(令和5年度第2次)新技術開発助成」の助成先決定

市村清新技術財団の新技術開発助成調査選考委員会および審査委員会での選考・審査を経て、理事会にて、第112回(令和5年度第2次)新技術開発援助の助成先が決定しました。

市村清新技術財団について:当財団は広く科学技術に関する独創的な研究や新技術を開発し、これを実用化することによって我が国の産業・科学技術の新分野等を醸成開拓し、国民生活の向上に寄与することを目的としています。

当財団の助成は「独創的な新技術の実用化」をねらいとしており、基本的技術の確認が終了(研究段階終了)し、実用化を目的にした開発試作を対象にしています。
昭和43年の当財団設立以来原則として年2回助成し、第102回(平成30年度第2次)からは、このうち、地球温暖化防止を目的とした独創的な新技術開発に対しては、本助成の環境分野として助成します。

助成先一覧

  • 株式会社エーティーエー 山岸 栄
    「温度特性付ツインチャート高精度MTF測定器の開発」
  • ネットワークアディションズ株式会社 浅野 篤哉
    「公共インターネット上で超高精度の時刻、位相、周波数を伝送するRPTP技術の実用化開発」
  • アイオーテック合同会社 會沢 幸雄
    「温度逸脱予測機能付き保冷ボックス輸送品質監視ツール」
  • カナルウォーター株式会社 小須田 司
    「ヘルメット装着型発汗計測機器による熱中症リスク管理システムの開発」
  • ENETEK株式会社 髙木 順
    「極薄炭素繊維織物からなる燃料電池等の電極開発」
  • 株式会社山口製作所 山口 貴史
    「脱炭素社会を実現する超低鉄損軟磁性材モータコアの開発」
  • 株式会社ユームズ・フロンティア 林 優
    「都市型創エネ用マイクロ水力発電システム」
  • ART&TECH株式会社 渡邊 泰
    「面状ヒーターを内蔵した樹脂パネル材の開発」
  • 株式会社KOEDA 奥薗 徹
    「急性胆嚢炎における安全・簡易なドレナージ治療機器開発」
  • 株式会社 生体分子計測研究所 岡田 孝夫
    「多目的メタマテリアルセンサの開発」
  • 株式会社キャップ 水谷 暢孝
    「長距離物資輸送ドローン用アキシャルギャップPM型モータの開発」
  • 株式会社ブルーオーシャン研究所 伊藤 喜代志
    「異常気象による沿岸域の自然災害減災のためのモニタリングシステム」
  • ファイン・バイオメディカル有限会社 池田 誠一
    「カテーテル血管内手術シミュレーションのための脱X線型シミュレータの実用化」

詳細情報

https://www.sgkz.or.jp/project/newtech/112/

公益財団法人 市村清新技術財団 https://www.sgkz.or.jp/