助成事業2025年度秋季地球環境(災害予測・災害被害の軽減)
2025/08/04
助成について
助成事業2025年度秋期は、国内外で頻発する自然災害や、関連して生じ得る被害について、それを予測・分析して得られたデータを基に対応策を確立・実装することで、人的・環境的被害が最大限軽減される社会を目指し、以下の2つのテーマについて助成事業を募集します。
テーマ1:災害予測
予測可能とされる洪水・台風・津波・土砂崩れなどによる自然災害に関して、その発生や被害を予測する災害発生モデルを構築し、それを汎用的に利用可能にすることや、実用可能なレベルとなるまで精度向上を図ること
テーマ2:災害被害の軽減
災害の発生や発災後のリスクに関して、予測されたデータを用いて災害への対応策を確立し、発災後の環境的被害の軽減および被災者の心身のケアを実現すること
助成対象
テーマ1:災害予測
センシング・AI技術などの先進的・画期的なテクノロジーを活用し、洪水・台風・津波・土砂崩れなどによる災害発生モデルを構築することで災害発生リスクを予測し、当該モデルの精度向上および実用化を目指す活動。なお、使用するテクノロジーは、実証段階もしくは実証段階以降である必要があります。
【想定活動例】
リアルタイムセンシングによる市街地浸水予測モデルの構築
河川氾濫予測モデルの統合による市街地浸水予測の実用化に向けた活動
河川氾濫による環境への影響のモデル構築
ドローン撮影画像のAI解析による災害発生モデルの精度向上
土砂災害予測モデルへの自己学習データの取り込みによる高度化
台風による経済的被害の予測モデル構築
など
テーマ2:災害被害の軽減
センシング・AI技術などのテクノロジーを活用し、災害発生時・発災後のリスクに関して、予測されたデータを基に環境的被害の軽減および被災者の心身のケアをする活動。想定している取り組みは以下のとおりです。なお、使用するテクノロジーは、実証段階以降である必要があります。
【想定活動例】
データ収集や解析を用いた支援物資マッチング
市民・企業情報と連動したパーソナライズ支援、平時における防災情報の共有と活用
データ収集や解析を用いた診療所・病院・高齢者施設のリアルタイム稼働状況共有による偏りの改善
デジタルツールを活用した災害時における医療関連の遠隔支援
衛星データや地図情報等を用いた被災状況および復旧情報のスピーディーな全体把握と共有、避難所および周辺状況の把握と共有、災害廃棄物に関するサプライチェーンの構築
など
助成件数・金額
10,000千円/1件
応募方法
下記募集要項URLよりお申し込みください。
応募期間(締切)
2025/08/01~2025/08/31
募集要項
https://www.pwc.com/jp/ja/about-us/member/pwc-foundation/grant/2025/06.html
WEBサイト関連ページURL
助成・奨学金情報navi URL
https://jyosei-navi.jfc.or.jp/search/search/assist/view/n2rVl38bo6PODGew
お問い合わせ先
jp_pwc-foundation-mbx@pwc.com
※件名に「【助成申請】団体名」と記入してください。