助成金募集ニュース

科学教育振興助成 募集開始のご案内

公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団は、将来を担う子どもたちの論理的思考力や創造性を育み成長させることが、科学技術の発展はもとより我が国の発展に寄与するものと考え、小学校、中学校、高等学校における科学教育振興を目的とした取り組みに対して助成する事業を平成 26 年度より実施しています。
さらに、理科好きの小学生を増やすため、意欲的な小学校の先生方を支援する取り組みも行っています。
この助成が、科学教育発展にご尽力いただいている皆様の一助になればと考えています。

内容

公益財団法人中谷医工計測技術振興財団(中谷財団)は第10回目となる令和5年度科学教育振興助成の募集を開始いたします。
当助成は、子どもたちの論理的思考力や創造性の成長を促すため科学教育の振興を目的とした小学校、中学校、高等学校等における取り組みに対して毎年100件程度、計約6000万円の助成を行っています。

令和5年度の助成につきましても以下の通り募集を開始いたします。

助成対象・金額(3種類)

*【プログラム助成】
・助成金額:最大100万円/年×2年間(最大計200万円)
・助成対象:広く科学教育を振興するため、小学校、中学校、高等学校等の複数校の児童・生徒が主体
的に共同で行う2年間の活動(地域特性を活かした取り組みを重視します。)

*【個別助成】
・助成金額:最大30万円/年×1年間(最大計30万円)
・助成対象:小学校、中学校、高等学校等における児童・生徒の科学に対する関心を高めようとする授業やクラブ活動等。(地域特性を活かした取り組みを重視します。)

*【意欲的な小学校の先生方を支援するプログラム助成】
・助成金額:最大100万円/年×3年間(最大計300万円)
・助成対象:子どもたちの理科の力を向上させるための指導法の改善や学習法の開発などに取り組む意欲的な小学校の先生方、または先生方を支援する機関の3年間の活動。(複数の学校が、研究機関(博物館、科学センター、大学等)や教育センター等と共同で行う活動。)

応募期間

2022(令和4)年10月1日~11月30日(例年の募集期間から変更になっています。期日厳守)

詳細参照

こちらをご覧ください → 科学教育振興助成 | 公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団 (nakatani-foundation.jp)

<問い合わせ先>
公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団<神戸分室> 事務局 北川繁 松井志摩子 e-mail:sci-edu@nakatani-foundation.jp

(参考:中谷財団科学教育振興助成とは)


中谷財団は、医療機器メーカーであるシスメックス株式会社の創業者・中谷太郎が1984年に「中谷電子計測技術振興財団」として設立しました。その意思を継いだ子息の中谷正の遺贈を受け、2012年に大きな事業が行える財団へと生まれ変わりました。
当財団は、医工計測技術の広範な発展を推進し社会および生活の向上に寄与することを目指しています。
医工計測技術分野における先導的技術開発の助成を中核として技術開発に顕著な業績をあげた研究者への表彰や技術交流への助成等の事業を行っています。また、若手人材育成のため、小中高生をはじめ、大学生の留学サポートや大学院生向け奨学金等の助成事業を立ち上げ研究者の裾野拡大を図っています。