2023年度 海外渡航旅費援助
2023/09/05
援助の趣旨
情報通信の普及、振興発展に資するため、情報通信に関する研究(人文・社会科学分野及び技術分野)を行う研究者が、海外で開催される国際会議などで研究発表を行うための渡航費用の一部を援助する。
なお、当面の間、新型コロナ感染拡大予防のため、オンライン開催される国際会議で研究発表を行うための参加費も援助する。
援助対象とする海外渡航
- 申込者が中心となって行った情報通信に関する研究について、海外で開催される国際会議などに出席し発表する場合
- 海外で開催される国際会議などにおいてセッション等の議長若しくはパネリストあるいはプログラム委員会メンバーとして会議に参加する場合
- 海外における情報通信に関する国際機関が主催する会議での討議に参加する場合
(注)国際機関が主催する会議での討議に参加とは、国際的利害事項について審議等を行う機関に国の代表者等として出席する場合をいいます。申し込まれる場合は事前にご連絡ください。
援助申込の対象者
日本の大学等及び研究機関に所属する研究者の方、大学院生でいわゆる博士課程(後期)に在学する方。40 歳以下(申込年度の 4 月 1 日時点)で、所属する機関の長の推薦を受けた方。
なお、大学院博士前期課程・修士課程の方は対象外とします。
援助金額
- 地域別援助金額(上限の目安)
地域別の援助金額は次表の金額を目安とし、学会等の開催地までの往復航空運賃と参加費・滞在費の経費の一部とします。
地域別 | 援助金額 (単位;万円) |
欧州 | 29 |
北米(東部) カナダ | 25 |
北米(西部) | 22 |
ハワイ | 18 |
オーストラリア ニュージーランド | 23 |
東南アジア | 19 |
中国 | 17 |
韓国 | 11 |
- 海外で開催される会議での研究発表のための渡航に際して、新型コロナ感染拡大予防のために必要な費用が生じる場合は、地域別上限額とは別に援助することを検討しますので、経費を申込時に記載してください。
- なお、当面の間、感染拡大予防のために、オンライン開催される国際会議で研究発表を行うための会議参加費を援助対象とします。
- 援助金を目的外に使用したり、計画を中止したりした場合には、既に送金した金額を返還して頂きます。
- 援助金は大学等の機関管理及び機関の指定口座への送金を原則とします。これに伴う経費を要する場合、大学等の規程等に従って計上することができます。なお、申込時に申込書の使途に記すことを要します。
申込受付時期
申込は通年で受け付けており、2ヶ月に1回審査します。
4月、6月、8月、10月、12月、2月の各1日までに、それぞれ翌月1日から6ヶ月先までに開催される学会への参加について申込みを受け付けます。
受付締切日と援助対象となる会議開催日の対応は次表のとおりです。
受付締切日 | 援助対象となる会議等開催日 |
4 月 1 日 | 5 月 1 日~10 月 31 日 |
6 月 1 日 | 7 月 1 日~12 月 31 日 |
8 月 1 日 | 9 月 1 日~翌年 2 月 28 日 |
10 月 1 日 | 11 月 1 日~翌年 4 月 30 日 |
12 月 1 日 | 翌年 1 月 1 日~6 月 30 日 |
2 月 1 日 | 3 月 1 日~8 月 31 日 |
年間予定者数
50 件程度
申込方法
当財団ホームページの電子申請(Web 申請システムによるマイページ取得、提出書類ファイルのアップロード)による受付を行います。マイページ取得は1件の申込ごとに必要です。
詳細参照
https://www.taf.or.jp/grant-b/02/
お問い合わせ
公益財団法⼈電気通信普及財団
電子メール:jigyoubu@taf.or.jp
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