2025年度(第51回)実践研究助成 募集
2024/10/10

パナソニック教育財団が行っている、次世代を担う子どもたちの「未来を創る想像力と豊かな人間性」を育むための事業活動の一環として、「ICTを効果的に活用し、学校の教育課題の改善に取り組む」実践研究の助成を行います。1年間の取り組みに助成する【一般】と、2年間助成する【特別研究指定校】の2種類があります。
内容
文部科学省のGIGAスクール構想により校内のICT環境が整備され、学びの場でのICTの日常的な活用が進んでいます。また、GIGA第2期に向けて更に「主体的・対話的で深い学び」を進め、学びを「深化」させていくことが期待されます。他方、ICT活用指導力の向上のための教員研修の充実や、データを活用した校務の効率化で先生方の業務負担を軽減させていくことも喫緊の課題です。
パナソニック教育財団では、ICTを活用して学校の課題解決・改善に取り組む実践研究を募集しています。
(例)
- 「1人1台端末」と各種のデジタル教材やクラウドツールなどを活用して、教科や探究的な学習、あるいは特別活動などの様々な場で、児童・生徒の資質・能力を育むことを目的とする取り組み
- 従来の枠にとらわれずに、様々な手法やクラウドツールを活用した実践的な教員研修、あるいは必要に応じて外部講師による定期的な研修会等の実施、外部の先行好事例視察での学びを自校で実践するための取り組み
- 校内でのチャットツールによる情報共有やペーパーレス化の推進、校外とのコミュニケーションのクラウド化など、授業以外の各種校務でのICT活用により、教員の業務負担を軽減させるための取り組み
- 先端的なテクノロジーやツールを活用して、児童・生徒の新たな学びの可能性を探る取り組み
地域・対象
全国(【一般】は海外を含む)
小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校
- 【一般】
先に記述した学校の他、在外教育施設(日本人学校、補習授業校、日本の私立学校の現地校)、教育委員会・教育センター・教育研究所、複数校の教員等による教育研究グループ
※先の記述に該当しない学校・各種学校、フリースクール、幼稚園・保育所・認定こども園は対象としない。
※小学校が主導的に行う幼保小連携の実践研究については、次を条件として対象とする。
①小学校が諸連絡・事務手続等の窓口となる。②小学校が助成金の振込先となり管理を行う。
- 【特別研究指定校】
先に記述した学校で、これまでに当財団の助成実績、あるいは、各地域等の研究校としての実績がある学校。
金額
- 【一般】1年間助成
- 助成金50万円
- 課題テーマ①1人1台端末活用:
教科、探究的な学習、特別活動などの場で、「1人1台端末」環境を効果的に活用して、児童・生徒の資質・能力を育成するための各種テーマ - 課題テーマ②教員研修・校務DX:
ICT活用指導力向上や「新しい時代の学び」の実現のための各種の教員研修や、校務のデジタル化による教員の業務負担軽減のための各種テーマ
- 課題テーマ①1人1台端末活用:
- 助成金30万円
- 自由テーマ:ICTを活用した萌芽的・独創的テーマ、課題テーマ①・②に該当しないテーマ
- 助成金50万円
- 【特別研究指定校】2年間助成
- 助成金150万円+研究者による学校訪問(年3回×2年)
テーマは特に定めないがICTを効果的に活用した学校全体で取り組むテーマ・内容であること。
- 助成金150万円+研究者による学校訪問(年3回×2年)
応募受付期間
2024 年 11 月 1 日(金)から 2025 年 1 月 15 日(水)17 時まで ※WEB応募のみ
詳細参照
お問合せ
公益財団法人 パナソニック教育財団
E-mail:p-zaidan@pef.or.jp